植物エキスと精油は何が違うの?それぞれの違いを比べてみた結果!

植物エキスと精油の違い知っていますか?
何となく同じもののように思われがちですが、この2つの成分には違いがあるんです。

植物エキスと精油の違いとそれぞれの使用方法について詳しく解説していきたいと思います。

植物エキスと精油は何が違うの?

植物オイル

一般的な植物には、香りの素となる芳香物質とそれ以外の有効成分が含まれています。
植物エキスは、芳香物質とその他の成分を抽出して、水やエタノール、BGなどの溶剤に溶かし込んで抽出・精製したものをいいます。

ちなみに、抽出段階で芳香成分はほとんど揮発してしまうため、芳香性は弱くなります。さらに、植物の持つ成分に溶剤を加えて薄めているので、植物成分自体の濃度は非常に低くなります。

一方の精油は、植物や果実などから抽出される100%天然の芳香物質のみを抽出したものです。
植物の花や葉、果皮、種子、樹脂、根などからエキスを抽出した天然素材で、エッセンシャルオイルとも呼ばれています。精油は植物エキスとは異なり、芳香物質以外の成分は含まず、100%純粋な芳香物質のみで構成されています。

そのため、一つの植物から採取される量が少なく、高級で希少な成分でもあります。また、精油の成分はアルコールやエステルなどの揮発性の芳香物質であるため、強い芳香性を持っています。

つまり、植物エキスと精油では、植物から成分を抽出している点は同じでも、原料としての形態が異なり、最終的な性質や利用方法も異なってくるのです

植物エキスの使用方法

植物を便に入れたもの

エキスの元となる植物は、生薬として漢方に用いられるなど、古くから美容や健康に有効とされてきました。植物エキスの多くは化粧品に使用されています。

精油に比べて即効性はないものの、肌への刺激は少なく、肌本来の力を引き出し、健やかで美しい肌へと導くことが期待できる美容成分です。そのため、植物エキスの効果を得るためには、ある程度継続して使用し、肌質の改善に繋げることが大切です。

植物エキスの種類は数多くあり、保湿作用抗炎症作用収れん作用美白作用血行促進作用抗酸化作用アンチエイジング作用、リラックス効果など、様々な美容効果を得ることが期待できます。

植物エキスは、同じ植物であっても産地や抽出方法などによって、生成される成分の質や量が違ってきます。また、植物エキスの種類や配合の組み合わせによって効果も異なります。

植物エキスが直接肌に働きかけることで、肌を健やかな状態にしていく反面、植物エキスの種類や濃度によっては、肌に刺激を与えたり、アレルギーや肌トラブルを引き起こしてしまう可能性もあります。多種類の植物エキスを配合しているからといって、その分様々な効果が得られるとは限りません。

植物エキス配合の化粧品を使う際は、事前にパッチテストを行って肌に合うかどうかを確かめてください。そして、配合されているエキスや成分を見極めて、自分の体質や肌状態に合ったものを選ぶようにしましょう!

精油の使用方法

マッサージを受ける女性

精油は香りを楽しむのはもちろん、アロマテラピーオイルマッサージなどにも利用されています。
香りを嗅いだり、希釈したオイルでトリートメントして皮膚から取り入れることによって、美容や健康に役立てることができます。

その結果、気分がリラックスしてストレスを緩和させるだけでなく、血行や代謝の促進作用女性ホルモンを整える作用自然治癒力を高める効果も期待できます。

精油をお風呂に入れたり、アロマディフューザーやアロマランプに数滴垂らして楽しんだり、スキンケアやヘアケア、ハウスキーピングとして活用することもできます。

精油は採取地や生産方法などによって香りが異なります。自分の好みの香りを見つけたり、症状に合わせたものを探してみると良いでしょう。

マッサージオイルを作る時は、精油を原液のまま使うと刺激が強すぎるため、キャリアオイルと呼ばれるベースとなるオイルで薄めて使います。

キャリアオイルには、オリーブやホホバ、スクワランなどがあります。キャリアオイル小さじ1杯に対して精油を1、2滴垂らし、よく混ぜてから使いましょう。

キャリアオイルの働きで肌をしっとりと整えるだけでなく、オイルを使うことで、肌への摩擦が軽減されるので、肌に負担をかけにくく効率的にマッサージすることができます。

精油には様々な利用方法がある一方で、利用する際の注意点もあります。
美容や健康のために用いる時は、混じりけのない100%自然由来の精油を選ぶことが大切です。人工的に香り付けされたオイル(アロマオイルやポプリオイルなど)は合成香料やアルコールが入っているため、肌につけたり、アロマテラピーに使用することはできません。

間違って使用すると、効果が期待できないばかりか、心身に悪影響を及ぼす可能性もあるので注意が必要です。100%自然由来のものは、「精油」「エッセンシャルオイル」などと記載されているので、選ぶ時の参考にしてみてください。

精油は原液のままでは肌への刺激が強すぎるので、原液を肌に塗布しないようにしましょう。
肌につけて使用する時は、水やキャリアオイルなどを混ぜて、濃度を1%以下に薄めて使用してください。また、肌に使用する前にパッチテストを行うことをおすすめします。

精油は天然成分であるため、時間の経過とともに成分が変化していきます。使用期限を守り、しっかり保管した上で早めに使い切るようにしましょう。

柑橘系の精油(レモン・グレープフルーツ・ベルガモットなど)に含まれる成分には、皮膚に塗布した状態で紫外線に当たると炎症を起こす「光毒性」があり、シミや火傷のような症状を引き起こす場合もあります。

そのため、肌につけた場合は、外出を控えるなど、使用後8時間は直射日光を浴びないよう注意しましょう。

まとめ

植物エキス精油は、植物から成分を抽出している点では同じですが、原料としての形態が異なります。
植物エキスは主に化粧品に使われる一方で、精油はアロマテラピーなどに利用され、様々な効果が期待できます。

これらを使用する際は、自分の肌に合ったものを選ぶとともに、使用上の注意を守りながら、ライフスタイルに合わせて上手く取り入れてみてくださいね!

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